カストディ業務

みずほ信託銀行を支える業務と組織

資産管理業務

日本の金融市場を支える資産管理専門銀行

株式会社日本カストディ銀行(Custody Bank of Japan, Ltd.、略称CBJ)は、日本で2行しかない資産管理専門銀行です。資産管理専門銀行は、投資運用会社や年金基金、銀行等の機関投資家に代わり、有価証券の管理・保管等の資産管理業務を専門に担っています。現在、CBJが管理する資産残高は約696兆円にも及びます。

CBJは2020年7月、三井住友トラストグループおよびりそな銀行を株主とする日本トラスティ・サービス信託銀行(JTSB)と、みずほフィナンシャルグループ、第一生命、朝日生命、明治安田生命、かんぽ生命、富国生命を株主とする資産管理サービス信託銀行(TCSB)が合併して誕生しました。それぞれの信託銀行と生命保険会社は本来競合関係にありますが、CBJはその枠組みを超えて、それぞれに蓄積された高度なノウハウや豊富な人材を結集し、みずほ信託銀行を含めた信託銀行、生命保険会社、運用会社等に高品質な資産管理サービスを提供しています。

CBJの業務は大きく2つに分けられます。

1. 受託業務

投資信託、年金基金からお預りした資産をファンドという形でお預りし、ファンド内の有価証券の約定処理や売却、時価算出、レポーティング、基準価額計算等の管理業務を行っています。また、機関投資家が保有する有価証券の売買代行や利金・配当金の代理受領等のカストディ業務も行っています。

2.受任業務

資産運用会社や生命保険会社のバックオフィス業務の代行に加え、有価証券レンディング取引や店頭デリバティブ取引の担保管理等、多様なニーズに応じたBPOサービスを提供しています。

これらのサービスをみずほグループ各社にも提供しており、信託プロダクツ業務、年金業務、カストディ業務等の幅広い業務領域にわたって、お客さまからお預りした資産の安全かつ効率的な運用をサポートしています。

このように、CBJは単なる有価証券の保管にとどまらず、機関投資家に対して多角的なインベスターズサービスビジネスを展開し、金融市場の安定と発展に寄与しています。

金融インフラを支える使命と、社会に貢献するやりがい

CBJの役割は、年金や保有する投資信託等の運営に不可欠であり、金融インフラとしての重要な側面を担っています。近年では新NISAの拡充等、「貯蓄から投資へ」の流れが加速し、資産形成のための証券投資が増加しており、その中でCBJの役割は益々大きくなっています。毎日膨大な金額の資金決済や国債振替を担っているため、万が一トラブルが起きれば金融市場全体に大きな影響を及ぼしかねない責任の重い業務です。

こうした環境の中で、職員一人ひとりの業務が日本の金融市場や個人の資産形成に直結しているため、社会に貢献しているという大きなやりがいを感じることができます。また、法改正や市場の変化に柔軟に対応し、常に最新の知識かつ高い専門性を求められるため、仕事を通じて自己成長を実感できる職場でもあります。

資産管理業務を担う(株)日本カストディ銀行