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3.投資信託選びのポイント

これだけはチェックしておきたいポイント

一口に投資信託といっても、さまざまなタイプの商品があります。数多い商品からご自身にあったものを選ぶために最低限チェックしておきたいポイントをみてみましょう。
なお、投資信託はどのようなタイプの商品であっても、元本は保証されません。

投資資産は?

  • 投資信託の投資対象となる資産は株式と債券が中心ですが、最近では不動産などの「代替資産」を投資対象とするものも増えつつあります。
  • 株式を投資対象にするものは、一般に債券を投資対象とするものに比べて、価格変動の度合い(リスク)が大きくなります。(後記の「投資信託のリスクとリターン」ご参照)
  • 債券を投資対象とするものでも、発行元の信用度によっては、リスクが高い場合もあります。

投資地域は?

  • 海外の外貨建て資産に投資するものは、外国為替相場の変動の影響を受けます。(円高はマイナスの影響、円安はプラスの影響があります)
  • 投資対象の全部または一部について、外国為替相場の変動の影響を回避する手法(為替ヘッジ)を取り入れているものもあります。

投資地域と投資資産

分配金の有無、タイミングは?

  • 分配金とは、投資信託の運用による利益を、決算期ごとに、投資家(受益者)に還元するものです(毎月、半年ごと、1年ごとなど)。
  • 分配金を出さないものや、税引き後の分配金相当額で自動的に同じ投資信託を購入するもの(「再投資コース」などの表示があるもの)もあります。

投資家の費用は?

  • 投資信託は、購入時、保有期間中、換金時に主に次のような費用がかかります。

左右スクロールで表全体を閲覧できます

  • 費用は商品ごとに異なります。
  • その他監査費用などの諸費用がかかります。詳しくはご注意事項をご覧ください。

投資信託のリスクとリターン

投資対象によって異なるリスクとリターン

投資信託のリスクとリターンは、その投資信託が何を投資対象にしているかによって、異なります。このため、投資信託を選ぶ際には、何が投資対象なのかを「投資信託説明書(目論見書)」で確認することが特に重要です。

投資対象によって異なるリスクとリターン

  • *上の図は投資対象ごとのリスクとリターンの一般的なイメージを大まかに表したものです。実際の運用は上の図と異なる結果となることがあります。

リスク・リターンは、“あちら立てればこちらが立たず”の関係

上の図のように、リスクとリターンは“あちら立てればこちらが立たず”の関係にあります。つまり、高いリターンを求めるならば、高いリスクを覚悟しなければならず、リスクを低く抑えたいなら、低いリターンしか望めないという関係です。

コラム投資におけるリターンとは?リスクとは?

投資における「リターン」とは、投資によって得られる利益をいいます。購入時の価格よりも高く売却できたことで得られる売却益=キャピタルゲインと、保有している間に得られる利息や配当金、分配金などのインカムゲインがあります。
一方、投資における「リスク」とは、「不確実性」ないしは「不確実性の度合い」を意味します。つまり、リターンのブレ幅が大きい、不確実性の度合いの大きいものを、「リスクが高い」といいます。

投資におけるリターンとリスク

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